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p099
花々は散りゆくほどに
春の成熟が匂うほどに
若きの日の身悶えにも似た
絢爛な静寂がうねる別世界
もうひと時、歩くとしよう…
まだ帰りたくない理由は
部屋に隠しておいたアレが親に見っかった為

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2012.09.19 彼岸花夜想曲
p072
月光の残酷な怜悧が
漆黒の聡明を狂わすとき
背中に迫る禍事の記憶
失われし時間の残光の中で
ドッペルケンガーの呪文が響く
帰って宿題やらなくっちゃと…
p064
どこかで何かの叫びを聞いた
向日葵は風に散った
蝉は骸になり地に落ちた
そして、僕は失ったものさえ気が付かないまま
この中二病の夏が、まだ蒼い空の彼方へと消え去っていく…