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魔少女旋風 ナハト×マギカ
第三話 「魔法少女結社マギカギルド」

(エロ描写グロ描写注意!)

エピソード1 於 藪の中

「はあはあはあ、堪らねーな♡」
「早くしろよ、次は俺の番だからな」
「んじゃあ、次の次もう一回俺な」

「うっ、はあん、はああああああん、うぐっ!」

月夜の晩、森の木陰で5人の若い男たちの集団が一人の少女に性的な暴行しておりました。いわゆる輪姦でございます。

ガサゴソ

「ビクッ!?」×5
「ホーーーー、ホーーーー(バサバサ)」

「何だ、フクロウか脅かせやがって……」
「って、この娘、息してねーじゃん、おい、死んでんじゃねーか!」
「やれやれまたかよ、これで何人目だよ。アレ飲ませ過ぎだろーが、アレはタダでさえヤベー薬(ヤク)なんだからよ、適量ってもんがあんだろがよ、おめーら学習しろよ!」
「まあ、仕方ないっしょ、後で騒がれてもめんどーだし、いつものようにその辺に埋めとけばよくね……」
「それより、俺の番はどーしてくれんだよ、俺まだ順番来てねーし、何にもやってねーし!」
「マグロだと思ってその死体とでもやってろよ、まだ温っけーうちにさ」
「いやいや、俺死姦なんてそんな趣味ねーし、それに俺……、初めては……」
「ヒャヒャヒャ、だからド―テ―クンはよう、わーった、わーった。そんじゃ今から代わりの女子を調達に行こうぜ!」
「そうだな、アレ飲んだお蔭で超ギンギンだしな……」
「俺もだわ♡」
「しかしこのヤク高い金出して買った甲斐があったよな。どんな子もコレ飲ませればイチコロだしな」
「キマれば半端ねーな。お互い三日三晩は楽しめるんだからな」
「そうと決まれば、調達、調達! この際女ならなんでもいいっしょ!」
「よし行こうぜ、行こうぜ!」
「おうよ、おうよ!」

「ホーーーー、ホーーーー(バサバサ)」

「なんだかこの辺フクロウ多くね?」

「ホーーーー、ホーーーー、ホホホホホホ(笑)」

「え、何あれ? あれフクロウじゃねーぞ……」
「うわっオバケ! いや人間か? なんか変なマント着てるし、何だよあいつら……」
「女? 若い女、少女だ、それも3人、いや4人いる。こっちくるぜ」
「もしかして今の見られてたとか……」
「へーっ、構う事ねーよ、てか好都合じゃん! 別の女調達する手間が省けてよ♡」

「エロエロエッチサイム、エロエロエッチサイム……、ヨーイコヨーイコミッチャーダミーノンヨー!」

その黒いマントを着た少女の一団は、何やら怪しげな言葉をブツブツと唱えながらその男の集団に近づいてきました。
そうなのです。ご推察どおりこのコたちは人外魔法少女である魔鬼伽と綺羅螺たちであったのです。

「ようよう、お嬢ちゃんたち、こんなとこで何してんの? てかさハロウインには早くない?」
「ねえ、一緒にお兄ーちゃん達と遊ばない? オイシイ飲み物があるよ! 飲んだらシアワセになれるよ! そのあとみんなで楽しいコトしようよ!」

すると魔鬼伽が怖いくらいの真面目な目でその不埒な者どもを見据えて一喝しました。
「ギルティ! 汝らの罪業、死に値する。今、黒魔法少女の名において罰を与えん。最後に汝らの罪を悔い改めよ!」  

「……はっ、何言ってんの? もしかして中二病不思議チャンたちかな?」

「もう一度だけ言いうわ、分かりやすく言うと、その少女を身勝手な欲望で穢して命を奪った罪であなたたちを処刑するっていってんの! 先ずは反省と贖罪を言葉にして! そして神妙に私たち黒魔法少女の裁きを受けなさい!」

「ああー、もしかして見てたんだ。でもね、そもそもこの女が勝手にアレ飲んで、アノ行為をせがんで、勝手にキマッて死んじまったんだよ! 俺たち何にも悪くねーんだけどなあ!」
「ウハハハハ、黒魔法少女って、君たちもかなりイッちゃてるよね? 十分ヤバイいよね? ココ大丈夫?」
「そんなことより、お互いイッちゃてるヤバイ者同士仲良くしよーぜ! 何もかも忘れてさ、ねえ、ちょフード取ってお顔見せてよ!」
「………」
「ウッヒョーー、キミ意外に可愛いね? (グビグビ)」

そのリーダー格と思われる男が、魔鬼伽に最接近し、手に隠し持った瓶に入ったアレと呼ばれる液体を口内に含むと、大胆にもその口を魔鬼伽の口に押し付け、そのまま液体を直接魔鬼伽の喉に注ぎ込みました。

(ムフーーン、ブッチュウ……、トロトロ……)
周りのみんなは唖然としました。当の魔鬼伽はというと、
「……んんっ!! (この味、やはり、享楽の実……)」すると魔鬼伽の脳裏に生前のとても厭な記憶が蘇ったのです。そして次の瞬間魔鬼伽は咄嗟に、

「ロンリーナイトハートブレイク……(心筋崩壊の呪文)」

と呟きました。
すると……。
いきなり「ぶっ」とその男はお口に残っていた液体を吹き出すと、
「苦しい、胸が苦しい、超心臓がドキドキする!」
と胸を押さえもがき出しました。
「おいおい、興奮しすぎだろ!」
「胸が苦しいとか、ドキドキとか純情ラブかっ!(笑)」
と仲間の男たちも綺羅螺や他の黒づくめの少女らを逃がさぬよう、がっつり抱きつきながらそんな冗談を飛ばしておりましたところ、
その魔鬼伽に絡んでいたリーダー格の男が、例の赤い飲み物よりもさらに赤い液汁の泡をゲボゲボと吐き出しました。

「ゲロゲロゲロ、オゲローーーー、ブボッ!!」

と変な奇声を上げ、口から赤い液汁、それは大量の鮮血と共に、何か握り拳大の血まみれの物体を吐き出しました。
そして膝を折り、腰から仰向けに倒れると、全身を激しく痙攣させた後、そのまままったく動かなくなりました。

彼が口から吐出したその物体は、勢いよく血飛沫を噴霧しながらドクンドクンとしばらく小刻みに自律していました。
皆一瞬それが何だか分からずにいましたが、その形状や脈動する様子から察するに、確かにそれは人間の臓器である「心臓」のようでした。

「あわわわわあ」
「何だよ! 何が起こったんだよ!」

「う、胸がいてえ」
「ドキドキが、ドキドキが苦しすぎるう!」
「心臓が、心臓が、は、張り裂けるうう!」

「ムグ、ゲロゲロゲロ、ボエ!」
「ゲポ、ゲポオオオ! ブッブッーーーッ!」」
「オゲローーーー、ゲロゲロゲロ、ブハッ!!」

といった感じで同様に他3名の男らも、みな口から大量の血の飛沫を噴出しながら、みな口から心臓を吐瀉物のように吐き出すと、地面に倒れて即その場で生命活動を絶たれていきました。

この犠牲者らの夥しい返り血を浴びた黒マントの少女たちは、惨劇に顔色一つ変えることなく、いえ、むしろその金色の瞳に愉悦の余韻さえ映しておりました。

「あわ、あわ、あわあああ、うーーーーむん……」

何故か一人だけ生き永らえた男の仲間、ドーテークンと呼ばれていた少年はあまりの精神的ショックに耐えられず気を失ってしまいました。

「あれ、コイツは処刑せずに許しちゃうの……?」
「そうね、一人は敢えて生かしておいて、私たちの魔法少女の活動を人間たちに広く知ってもらうっていうのもいいかもって……」
「なるほどね、魔鬼伽はもう魔法少女ということ隠さないことにしたんだもんね。ならそれも全然アリかも」
「どうせ、当局にはもうバレてることだし、これからは人間たちと正面から対峙していくことを考えないと」
「私たち、悪人や犯罪者をやっつけてるんだから、正義だよね。いいことしてるんだよね。わざわざ人間のために、なら人間らに褒められてもいいはずよね」
「悪人退治だけじゃなくって、大怪我や不治の病気で死にそうな子や、自殺志願の子も助けてあげてるよね。あ、若い女の子限定だけど……(だって美味しいから)」
「なら私たちの活躍もっとアピールしなきゃだね! 愛と正義の『魔法少女結社マギカギルド』をもっともっと!」
「近いうちに帝国政府と話し合って、私たちの存在、ひいては魔法少女の国の建国を認めて貰おうと思うの。ほんの少しこの国の土地を分けてもらって、ちゃんと自治権を得て、帝国の人間、すなわちノンぺ(魔法能力をもたない人間)たちと共存していく、約束の地エリコシュオンに旅立つまでは」
「さっすが魔鬼伽! ちゃんと色んな事考えているんだ」
「確かに人間は私たちの養分として必要だけど、完全に敵対せずに、できるだけ共存していく道があると思うの。お互いの恩恵や、有益となるものを補いあって……」
「そうだね? 魔鬼伽についていけば間違いないよね。ま、アタシは若い女の子喰えればそれでいいけどね……」
「ところで皆々様、で、こいつらどーすんスかね? 男は喰っても美味しくねーですよ」
と元綺羅螺の友だち(とりまき)であった眼鏡っ子「アリサ」は、横たわった男の死体をゲシゲシと足蹴にしつつ聞きました。
「仕方ないからこの人たちも、仲間になってもらうわ。戦闘員も奴隷も人手不足だから……」と魔鬼伽が答えると。
すると、もうひとりの綺羅螺の友だち(とりまき)、自称クール系姉キャラの「カレン」が、
「えーっ、私こいつら喰べたくないかも! 口にするのイヤー……、 男の子はちょっとアレルギーでムリかな! 私はパスってことで!」
「あたいもゴメンこうむるわヨ! こんなキッタネーもの絶対イラネ!」
すると綺羅螺が、
「いいこと考えた、じゃあこうしよっか! 要はウィルスをこいつらにうつせばいいんでしょ! アタシちょうどアノ日だし……」
と何故か綺羅螺はいつの間にか脱いだパンツを指でクルクル回しながら、露出した下半身のまま近くの死体に近づきました。
そして綺羅螺は仰向けに倒れアホみたいに大口を開けたその男の顔を両足で跨ぐと彼女の秘密の箇所からどす黒い血の滴を垂らせました。
糸のような血がうまい具合に死体となった男の口腔に注がれていきました。
すると綺羅螺はドヤ顔で、
「こうすれば男を口にせずに済むでしょ。どう綺羅螺賢いっしょ?」といいました。
これに対しみんなは
「さすが綺羅螺(賢いかどうかは別として……)」とだけ答えました。

「こっち被害者の女の子は戦利品として上々だね。もう処女じゃないし、死んじゃってんけど、ピチピチしてウマそう……、人間に怨念もあるだろうから、強力な怨みアビゼノになりそうね!」
「そんじゃあ、帰るとしますか、明日もまた正義の人間狩り(ギルティ犯罪者限定)やるんでしょ」
「明日は綺羅螺情報でとある悪人を断罪しまーす!」
「そうよ、今度はこんなチンピラじゃあないわ。それなりに国家で権力のある悪人、いってみれば巨悪よ!」
「なんか、楽しみっス! いっきにアタイらの名が帝国政府に知れ渡るわね!」
「……、帝国政府の出方を探るにはいい機会かもね……、やってみる価値はあるわね」
「なら、早く帰って宴の準備しようよ。人間喰ってスタミナつけて、あしたもバリバリ人間狩るぞ!」
「おおおーーーっ!!」


エピソード2 於 狒々爺の館

「お許し下さいご主人さまー」
「はあ、はあ、許さぬ、許さぬぞう、お仕置きじゃあ! お仕置きじゃあ! 今すぐワシの自慢のお仕置き棒でお前のようなメス猫を●●して●●してくれよう♡」
「い、嫌です。お願いです。もう阻喪はしませんから、どうかそれだけは、どうかお許しください、いやあああああ! アヒン、うにゃああああああああん!!」

帝都の閑静な地にある館。今宵もまた好色家老人による使用人少女へのセクハラ、……なんて生易しいもではない性折檻が始まっておりました。いわゆる調教プレイ強要でございます。
立場を利用しての悪質なエロ行為を夜な夜な繰り返す老人は、なんとも男爵の爵位をもつ貴族階級のセレブリティでもあり、名を亀万部因歩郎といいます。
この変態男爵のエロ被害にあう年端もいかぬ少女たちは、5、6人の選び抜かれた美少女メイドで、様々な異国より金品で身受けされた可哀想な女子たちでした。
亀万部男爵は別に本宅があったのですが、週に何日かこのお屋敷にやってきては、どういうわけか設営された学校の教室や病院の診察室などを模した部屋に、さらにセーラー服やナースの制服などコスチュームをメイド少女に着替えさせては、あんなことこんなことといった行為を繰り広げていたのでした。
本日のメインのお相手はミオニャン(14)で、彼女は心底この老醜とのプレイが嫌で嫌で堪らなく、ほどほど死にたくなる不幸な毎日を過ごしているのでした。
そして他のメイドは夜通し正座でその行為を観戦させられるか、場合によってはチェンジ、あるいは全員参加で乱痴気場に投入されるか恐々として過ごさなければならなかったのです。

「さーて、ようやくわしのお仕置き棒もモリモリ元気印になったことだし、本格的なお仕置きタイムといくかのう! 今夜のお仕置きは延長18回の長丁場かのう! ウイッヒヒヒヒヒ♡」
部屋の照明を消し、怯えるメイド少女ミオニャン(14)をベッドに押さえつけながら、いそいそと褌をフリほどいて彼のいうところのお仕置き棒をフル露出したのです。
そのタイミングで御老体以外の者、ここでは性奴隷メイドら、彼女たちは一様になにやら屋外に不思議な気配を感じていました。

「ホーーーー、ホーーーー(バサバサ)」
「何だフクロウか、はてさて、こんな街中に珍しいのう……」と男爵は窓を見上げましたが、その逆にメイドの少女らは、部屋の陰翳の虚空の一点をそれと無く見つめていました。

「エロエロエッチサイム、エロエロエッチサイム……、ジューハッキインヌ、ピテーエーニシカラレールル!」
どこからともなくあの不思議な呪文のような言語がかすかに耳をかすめました。

「ザンネコック(局部切断魔法)」
ザックリ!!

ポトロリ!

「!? …………んあ!」

次の刹那、何か小さな棒状の物(一物)が老人とミオニャンの開かれた小股の間に落ちました。
よく見るとそれは棒状の肉片、大きさといい形状といい男性の……。老人がいうところのお仕置き棒というところの肉棒自身でした。いわゆる老人のムスコという男性自身であるところの『おチン棒』でございます。

「ンぎゃあひひひいいいいいーーーーーいっ!!」

「ホホホ……」
「フフフっ」
「ハハッハ!」
「フヒャヒャヒャ」

狒々爺の大絶叫と、不気味な少女たちの嗤い声が部屋中にグルグルと響きました。
傍観者となったメイド少女たちはただ訳も分からずに目を真ん丸にしてました。

いつの間にか室内の陰翳に黒マントの魔法少女たちの姿が煙のように浮かんでいました。
黒魔法少女らは老人の惨状を覗き込むと、

「あラマ!」
「また見事にポトリしたね!」
「それにしてもチンケなチ〇ポね!」

「んぎゃあああ! グむうううううううううううう!!」

股間を押さえて悶え苦しむ亀万部男爵に魔鬼伽が慈悲の声を掛けました。
「命まではとらないわ、傷口も治してあげるから、もうその子たちを自由に開放してあげて」
「はひはひはひはひ!(うなづきながら同意の意思表明)」

「キズナオーレバ(治癒魔法)」
するとお爺さんの股間の傷口はみるみる塞がりました。が、切断されたムスコ本体は、元のジジイ本体(下半身)から離れ落ちたままでした。

痛みが無くなった因歩郎翁は正気を取り直し、黒マントの少女らを問い質しました。
「はあはあ……、きいいーー、よくもやってくれたわね! 貴様らいったい何者なのかしらん? いや何者か?」

「私たち四人揃って『魔法少女結社マギカギルド』!」
「……とでもいっておきましょうかご主人!」
「いや、ご婦人! かしら、ニヤ」
「ウフフ! ウケル?」
「もう悪戯はしちゃだめよー、てかもう辛抱堪らんっていう状況はないか、チンボウタマナイヤンってネ!」 
「うまい、アッハハハハハハ!!」としょーもないシモネタで魔法少女らがドっと笑うと、
「クスクスクス……」と性玩メイド少女らにも遠慮しがちに笑顔がもどりました。

「お、覚えてらっしゃい! いや、覚えておれ!」
と男爵いや元男爵は露出した胸と股間をいやーんと隠しながら去ろうとしました。
その時、不幸にも元彼は床に落ちていた自分のチン〇を足で踏み、バナナの要領でスっ転んだのです。

「どわっははははははははははははっは!!」
それを見た魔法少女&メイド少女たちの心から大ウケのの笑い声が屋敷の外にまで響き渡りました。

「んぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅううう! おのーれ! おのーれ! 黒魔法少女ら!! 当局に言いつけてやるっ!! 上級帝国民の特権を行使してやるっ!! 全員始末してやるうううっ!!」
ハンカチ等ががなかつたので、己の褌をきつく噛みしめて痛哭の涙を流す亀万部因歩郎その人でした。

最後に黒魔法少女の犬神綺羅螺(実に亀万部因歩郎老人の義理の孫娘)がフードを捲り上げ、その尊顔を晒すと祖父は目を点にし驚愕の顔色を見せました。
綺羅螺は締めの一言を言い放ちました。
「楽しかったよお爺ちゃん、いやオネエのオジイチャン! お爺ちゃんに特に恨みはないんだケド、アンタの娘のアタシの新しいママが全部いけないんだよ! 親の責任ってヤツ! あと、アタシら帝国全土を敵に回す覚悟だから、そん時はパパにヨ・ロ・シ・ク! 以上綺羅螺ちゃんでした。バーーーイ! またねっ、ジーチャントビマス(御老体飛翔呪文)」

フワ、ヒュン、ガシャーーーン!
というやいなや綺羅螺のお爺ちゃん因歩郎翁の身体はすうと宙に浮くと、ゴムで引っ張られたように窓を突き破り夜空の向こうへふっ飛んでいきました。
そのときの元狒々爺で変態男爵の因歩郎翁の恐怖と屈辱に引きっつったとても情けない顔を見た者はふくろうとお月様のみでした。
「え、今の綺羅螺の魔法?」
「すげーす! いつの間に?」
「へっへー アタシやればできる子だから、まあ、相手が憎ければそれだけ感情が入って魔法力がアップするんだよな、これが、そうでしょ、魔鬼伽?」
「感情に走る魔法はダメ! 今のは雑過ぎ、力任せみたいなものよ。あれじゃあ、お爺ちゃん死んじゃうじゃない。私がコトナーキエオエ(無事着地呪文)で最寄りの病院へソフトランデングさせたからいいけど」
「てへ、はあい、以後気を付けまーす!」

そして、晴れて自由の身となったニャンメイドちゃんたちは深々頭を下げて魔鬼伽たちにお礼を述べました。

「ありがとうございます」
「ありがとうにゃん!」
「たすかりましたにゃん」
「うれしいにゃん」
「このご恩は一生忘れませんにゃん」

マギカらは一緒に笑みを浮かべながらも。

「ヒソヒソ(ねえ、魔鬼伽このコたちどうする? 可愛くて美味しそうだし連れて帰って私たちの仲間にしちゃう?)」
「ヒソヒソ(他に身よりもなさそうだし、すでに精神が壊れちゃってカワイソウな感じになっちゃってるし、このまま人間のままでいるのもどーかな? って気もするッすけどにい)」
「その必要はないわ。すでにこの子たちは人間じゃない……」
「え、」
「どういうこと」
「このコたちも人外……?」
「そう、人外といえば人外……。ある組織に人工的に作られた人外生命体、家畜人よ」
「家畜人?」
「え、何それ、ドーブツと人間のハーフみたいな?」
「そういえばなんか猫っぽい……」

魔鬼伽は沈んだ面持ちで考え込みました。
「享楽の実に家畜人、……奴らはどこまで社会に浸透しているんだろう? R子の居なくなった今も尚、活動は続いているというの……!?」

――数日後
帝国軍の主要軍事施設である小石川第一工廠の専用軌道に重装甲の軍用列車がゆっくり停車しました。
また車両の鉄扉の前で若き帝国軍人、情報二局の桐島と肝田は首を長くして待ちかねたそのモノらの到着の無事に安堵した様子でした。
係りの者が数人で扉を開くと、桐島、肝田の両隊員は敬礼をして待ち構えました。
すると中から、出てきたのは、最新鋭の試作型秘密兵器などではなく、

「着いたあ!、ここが花の帝都だねーーー」
「わああ、地下があるビルがあるずら。村の物見櫓よりも高いずら。星に手が届くずらよ」
「キョロキョロ、どっかに芸能人いるかな?」
「空気クソマズっ! 空がないっ!」
「みんな田舎者マル出し! はしゃぎすぎ! 修学旅行じゃないいんだからね!」

とキャッキャとにぎやかなセーラー服の少女たちが、まるでド田舎学校の女子剣道部の合宿かのような荷物とノリで現れたのです。

「えと、あ、あの女の子たちは……?」と肝田は先輩の桐島の横顔を窺いますと、桐島少尉は爽やかな笑顔で答えました。
「そうだ、彼女たちは対黒魔法少女用決戦部隊 風魔の忍者処女衆のみなさんだ!」
p301
人外は悪で、人間は正義か? はたまた外道は悪で、可愛い女の子は正義なのか? 誰か教えておくれ…
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